人間関係とコミュニケーション
人間関係は、何はともあれコミュニケーションです。
コミュニケーションは言葉と言葉でないものがあります。
言葉でないものは口調だったり、態度だったり。
コミュニケーションがあまりうまくいかない理由でよくあるひとつに、言葉と言葉でないものが一致していないことがあります。あなたが気が付いていないだけで、相手は言葉でないものを受け取り、言葉と一致していない情報を本当のこととして理解します。
このことは逆も然りです。
相手が言葉と言葉でないものが一致していないと、あなたは言葉を聞かずに言葉でないものが本当のことだと思い、相手の真意を誤解したりします。
ここで注意したいのは、相手の本心をあたかも読心術を使ったように理解してしまうことです。超能力者ではないあなたが読心術を使うことはできません。なのに、相手の心をいつの間にか読んでいるあなたがいます。実はこれが落とし穴です。そして、あなたはあなたの読心術で相手を誤解してしまいます。
もちろん、言葉と言葉でないものが不一致しているのは、とてもストレスを感じることですが、自分自身でこれを一致(統合)させることは、とても難しいことです。ここには過去の経験や体験、それにともなう感情が関係していて専門家の力を借りる必要があります。
でも、専門家の力といっても誰を信頼し頼りにするればよいのかという、とても難しい問題に直面します。さらに日本では、こういったセラピーはあまり一般化していません。
ここでひとつ提案があります。
観察することを学びましょう。自分を観察する、自分以外を観察する。
この観察のコツは感情や偏見を持たずに、ただ観察することです。
まずは自分を観察してみましょう。学習方法は呼吸に集中(を観察)するサマタ瞑想が最適です。私のYouTubeチャンネル(@wonderstyle)でもサマタ瞑想のガイドをしていますのでご興味あるかたはご覧ください。
コミュニケーションの解決は人間関係を改善するのに大いに役立ちます。
人は独りでは生きていけません。まずはコミュニケーションについて考えていきましょう。